朝型、夜型
私は朝型人間だ。
夜が苦手な理由は、単に体が疲れているからとか、副交感神経が優位になってきているから、ではなくて、1日過ごしていれば心がものすごく疲れ切ってしまうからだ。
嫌なことは相当引きずるタイプだし、人と会えばそれだけで疲れる。
自分を出しすぎないように。
人が話していることを理解しながら聞く。
話す内容が、相手の意図からズレていないか気をつけながら話す。
こう言うことが、素でできない。ものすごく集中して意識しないと。それでも失敗するくらいだ。失敗すれば疲労度は増す。
ぐっすり眠れた朝は、とりあえず気分はリセットされていて、脳細胞がピチピチしているように感じる。ややこしい書類は、朝なら理解できる。ネットでやる各種手続きも、夜だとまるでできない。
また、夜寝る前はお皿を洗うこともできないことが多々あるのに、朝はストレッチやヨガの朝活ができる。
朝は本当に貴重な時間。1日のうちで、最もみずみずしく希望に満ちた時間。
だが、朝はあっという間に過ぎてしまう。
仕事に行く日は朝を堪能する間もない。
私にとって最も効率的に動ける朝を、仕事や用事に捧げてしまうのは悔しい気がする。
早起きするにも限界がある。4時より前なら、朝ではなく前夜の範疇だろう。
朝型人間の私は、朝なかなか起きられなかった日は昼ならいい、夜まで大丈夫、にはならない。
朝何もできなかったら、もうその日は何もできないことが決定。
朝だけしか大したことができないので、しっかり眠れることをトッププライオリティーにしている。
このことに気づいたのはほんの5年くらい前。人生のかなり長い期間、無駄に消耗したものだと思う。